EdTech
日本版Industrial PhDマッチング支援システムの開発
企業・自治体の研究課題と、大学教員・大学院生の専門性や研究実績を意味的類似度に基づいてマッチングする「日本版Industrial PhDマッチング支援システム」を開発しました。文章の意味を数値化する技術を用いることで、キーワードが完全一致しなくても意味の近い相手を発見できる仕組みを実現しています。
背景・課題
電気通信大学は、産学連携型の博士課程(日本版Industrial PhD)を推進するにあたり、企業・自治体が抱える研究課題と、大学教員・大学院生が持つ専門性や研究実績を的確に結びつけるためのマッチング支援プラットフォームの整備を進めています。研究課題や研究実績は自然言語の自由記述で表現されるため、同義語・略語・言い換え・表記ゆれなど「語彙の不一致」により、キーワード検索だけでは十分なマッチング精度を得ることが難しいという課題がありました。本システムは、企業・自治体、大学教員、大学院生、コーディネータの4つの立場が利用するプラットフォームとして開発されています。
Udzukiの役割
- 研究テーマの「意味の近さ」を捉えるマッチング方式の設計
- 単純なキーワード一致では拾いきれない、言い換えや表記ゆれを含む研究課題・実績の類似性を捉えられるよう、複数の方式を比較検討した上で最適な仕組みを採用
- 大量データでも高速に動作する意味検索の実装
- 研究課題・教員・院生の件数が増えても応答性能を維持できる、意味的な近さに基づく検索の仕組みを実装
- 4種のユーザーに対応したWebプラットフォームの開発
- 企業・自治体、大学教員、大学院生、コーディネータそれぞれのオンボーディング・プロフィール管理・ホーム画面を、要件定義から一貫して開発
- データ更新を検知した自動処理の実装
- 研究課題・プロフィール・論文の登録や更新を検知し、マッチングに使う情報を自動的に最新化する仕組みを実装
- 3種類のマッチング機能の実装
- 研究課題×教員・研究課題×院生・院生×教員のマッチングを、類似度のしきい値指定や実行履歴の参照とあわせて実装
概要図
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