食品メーカーの基幹業務システムの構築

食品メーカーの基幹業務システムを、営業、生産・製造、経営管理の各領域にわたって要件定義からスクラッチで構築しました。QRコードによるロット管理でトレーサビリティを確保するとともに、卸からの値引き・販促金条件の自動読み取りや、粗利・エリア単位で見える営業成績の可視化など、食品卸取引特有の業務課題にも対応しています。

背景・課題

食品メーカーの生産・製造現場では、工場の稼働状況が紙やホワイトボード、Excelを中心に管理されており、本社の管理部門が離れた工場の状況をリアルタイムに把握することが難しい状態でした。営業面でも、卸・小売との取引にともなう値引きや販促金の条件は複雑かつ不透明で、経営層はそれらが営業担当者ごとの利益率に与える影響を把握できていませんでした。また、ブロックごとの実績は既存の基幹システムから出力したExcelデータをもとに都度手作業で集計しており、業績悪化を早期に把握する手段も限られていました。これらの課題の解決に向け、営業、生産・製造、経営管理の各領域を横断する基幹業務システムを構築し、迅速な経営判断を後押ししています。

Udzukiの役割

生産・製造を含む基幹3システムの一体開発
見積・出荷情報・需要予測から生産・製造計画、在庫管理、経営指標の可視化まで、業務ごとに異なる要件をヒアリングし、要件定義から一貫してスクラッチ開発
卸からの条件明細書の自動読み取りによる販促金請求の効率化
卸業者ごとに届く値引き・リベート条件明細書のPDFを自動で読み取り、支払明細書の作成までを一貫して実装し、従来手作業だった条件データの入力負荷を軽減
粗利・エリア単位で見える営業成績ダッシュボードの実装
売上だけでなく値引き・返品を差し引いた粗利を、全国・ブロック・担当者・得意先単位で前年比とともに可視化し、営業活動の実質的な収益貢献度を把握できる仕組みを実装
QRコードによるロット・トレーサビリティの実装
原材料の入荷から製造、出荷までをQRコードでひも付け、ロット単位での追跡・遡及を可能にする仕組みを実装
アレルゲン蓄積を可視化する生産・製造計画の実装
製造ラインごとに直前までの作業で蓄積したアレルギー物質を可視化し、洗浄工程の要否判断を支援する仕組みを実装
現場の状況を遠隔から把握できるモニタリング画面の実装
従来ホワイトボードで管理されていた工場の稼働状況をデジタル化し、本社からリアルタイムに把握できる仕組みを構築

概要図

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